早期退職を決めたのでFP相談を受けてみた話

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こんにちは、Shiruvikoです。ご機嫌いかがですか。

早期退職の準備のところでも書いたのですが、お金を払ってFP相談を受けました。

実際に受けてみたからわかることを書いていきたいと思います。

受けるときに必ず必要な情報

あらかじめやっておくべき準備

無料相談と何が違うの?

など、

これから相談してみようかなと思っている方のために、自分が受けたときの情報を

できるだけまとめてみました。

結論としてShiruvikoの場合は 受けてみて正解だった!!と感じたので

もし検討されている方がいたら少しでも参考になれば幸いです!

目次

FP相談を受けてみようと思ったきっかけ

PC前で悩む女性

会社から早期希望退職の募集がかかり、応募することを決めた後

色々必要な準備を洗い出しているときに初めてFP相談を受けることを決めました。

大きな理由としては会社員を辞めるのが初めてだったこと。

フリーランスで仕事していくぞ!と考えたはいいけれど

お金のことどうしよう・・・と言う気持ちがありました。

あと退職金。

ある程度のまとまったお金が入ってくるという経験も今まで無かったので

これをどうしたものかということも考える必要があるだろうなと思っていたからです。

相談相手選びと申し込み

相談相手は会社の福利厚生として登録されていた会社にしました。

一応、会社が間に挟まっていることで安心でしたし、優待もあったので。

よく見かける相談窓口は「保険」や「教育資金」「家計」など何かに特化したところが多いのですが

私の相談は何かに焦点ではなくて、

ざっくりでもいいので今後のライフプラン全体について聞きたかったのです。

申し込みをしたところメールで回答があり、何度かやり取りをしてZoom面談日時が決まりました。

時間と料金

時間は2時間、料金は10,000円弱程度でした。

時間の長さは特にこちらが指定したわけではなく最初から2時間の設定のようでした。

結構みっちり長いですよね。

料金については相場がどのくらいなのかなぁと調べてみたのですが

料金相場は1時間当たり5,000~10,000円が47.3%(日本FP協会東京支部HPより)

くらいのようです。

よく「無料」とうたっているFP相談については

金融商品販売が目的(保険商品の契約で手数料が入るなど)

なので、上手に利用するといいですね。

事前に準備したもの

ノートとペン

事前に渡された相談表(自分で記入)

面談日時が決まった後、記入返信してください、と相談表が送られてきました。

記載されていた内容は大体以下の通りです。

  • 基本情報(氏名・生年月日・年齢・会社名・連絡先)
  • 特に相談したい内容(自由記述)
  • 家族構成
  • 給与収入(本人・家族)
  • 金融資産(現預金・債権・株式・投資信託・その他)
  • 月額生活費の支出(食費・通信費・水道光熱費・医療費・日用品・交通費・被服・交際費・小遣いなど)
  • 教育費(幼稚園~大学まで、奨学金利用など)
  • その他支出(車、旅行、家電など)
  • 住宅の状況(賃貸または持家、家賃、購入価格・ローン等)
  • 保険(生命保険・損害保険等)

月額生活費とかその他支出とか、きっちり細かく出さないといけないんじゃ!?と

家計簿挫折組の方は汗が出てくるかもしれませんが、大丈夫、私もお仲間です。

大体、これに対してこのぐらいのペースでこのぐらいの出費です、くらいざっくりでもいけました。

もちろん、ものすごく厳密なライフプランを求めている場合や

しっかりした家計改善を計画したい場合は細かく出した方がいいと思います。

源泉徴収票

家計全体で考える場合、夫婦共働きや

家族の中に複数の働き手がいるときはできれば全員分あった方が良さそうです。

ねんきん定期便

これも同じく、夫婦で見てもらう場合はふたり分、家族全体の場合は全員分あった方が良さそうですね。

保険証券・住宅ローン返済明細書など

保険の見直しを希望する場合、現在加入の保険証券、ご契約内容のお知らせなど
住宅ローンの繰上返済や借換え等を希望の場合、住宅ローン返済明細書など

その他ライフプランに必要と思われるもの

必要に応じて

相談したかったこと

私が相談したかったことはざっくり以下のような感じ。

・老後のお金足りるのか問題

・投資運用(NISAなど)

・iDeCoについて

・貯金の方法

・保険の必要性・種類

本当に役に立つこと言ってくれるのか?

結論として、役に立ちました

私の場合は家族全体の家計ではなく、パートナーの分はほとんど考慮せずに

あくまで私個人についてだけ資料を出して検討してもらったのですが

それでも考え方などとても参考になりました。

あと、相談に乗ってくれたFPの方も個人事業主でその会社から業務委託を受けている立場だったので

個人事業主の先輩としてアドバイスもいただけました。

今後の人脈など必要があれば、と経営者・士業コミュニティなどの情報をもらったり。

この辺りは人対人なのでもちろん相性もあるとは思いますが、

基本的に「相手の役に立ちたい」という気持ちをすごく感じました。

相談前にも何パターンかの試算をしたりと手間のかかる準備が必要だし

相談中にいきなり「こんなに収入無くて、月2万ならどうなります??」みたいな

突拍子もないこと言い出すクライアント(私)もいたりしますしね。

『家計と言う究極の個人情報を見せていただいたからには可能な限り親身になりますよ!』

というFPの方の心意気が感じられました。

相談後、いただいたもの

電卓や貯金箱

Zoom終了後、

私が提出した情報からFPの方が作成してくれて、相談のときに画面で使っていた

キャッシュフロー表を送ってくださいました。

正直言うと、収入など不確定な要素が多すぎてあまり参考にはならないかな・・・

と当初は思っていたのですが、このくらい収入があればこのくらい余裕ができるのか!

が具体的に見えるようになり、仕事の励みにもなりました。

あと、相談最中に話に出ていた保険の設計書を送っていただきました。

実際に加入はしませんでしたが、考え方がとても参考になりました。

私の知り合いでも独立する前にFP相談受けたと言っていた方がいましたし、

生活が大きく変わりそうなとき、受けてみるといいかも、と思います。

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